数々の絶句

唖然とする日々の記録。

世にも恐ろしい‘‘ミガワリ‘‘の話

 

 

始めに、大学生とはいかに楽をするか、の時間だ

 

 


今までは小中高と勉強をがむしゃらに頑張ってきたと思うが、次は真逆に「どう楽をして世渡りをしていくか?」を学ぶ時期なのである。

 

 

 

 

 

 

その究極系みたいな魔王が学科にいた

 


僕が選んだコースにいる魔王が授業に顔を出したのは何回だっただろうか

 

ナツミートの留年回数のほうが多いだろう

 

 

あるとき、魔の者が語り掛けてきた

 

「休ミガ、欲シイカ
「欲しい」
即答した。

 

 

その瞬間、ひっそりと、「身代わり」という名の、大罪を孕む悪辣なライングループが生まれた。

それからというもの、僕の生活は一変した

 

 

「今日何コマ?」

 

 

それに応答して今日登校する人間が日ごとに変わる。明日は俺、来週はお前な

 

という風に授業がシフト制になってしまったのだ

 

 

もはや何のために授業を受けるようになったのかわからなくなっている

 

 

LINEメッセージのすべてがそういったもので埋め尽くされた行く

 

 


「1」「じゃあ俺3いく」「明日頼む」「すまん、来週行くわ」「道(タオ)」「ティアキンやりたい」「バイト行かなきゃ」「ドッペルゲンゲル」「資料から考察を」「無我あるいは非我」「私はブッダ」「僕も」「えっあなたも!?」「マヂぐーぜん!ウケる~笑」「最近いつショホウムガ?」「キノコの赤痢菌がファンキーで」「うっかりスジャータ!」…

 

 

はい。

 


おあとがよろしくないようで